古来、ヨーロッパの人々は、磨いた貝殻でボタンを作ったり、*螺鈿(らでん)などで楽器に装飾を施してきました。磨いた貝殻の輝きは、気につけた人に気品や優雅さを与えました。一方、タヒチでは昔から黒蝶貝の貝殻を装飾品として日用生活品や釣り針などに使用し、またタヒチの戦士達は、その防具として磨いた大きな黒蝶貝の胸当てに使ったり、酋長の装飾品として使っていました。

タヒチ語で「タタウ」と呼ばれる入れ墨は、刺青とも言うように、黒い染料を肌に入れますが、肌に入れられると独特の青になります。まさに磨いた貝殻です。
タヒチアンジュエリーのモチーフは、タタウを同じ物が好んで彫られます。伝説のサメ、王家の紋章にも使われた亀、生命の象徴とも言われるTiki像、そして釣り針、トカゲ等です。
これらの共通点からタヒチアンジュエリーは取り替えられるタタウとして、肌の露出の多いタヒチアンダンサー達が好んで身につけています。